• Online Tools
  • - Calculators
    • Character Count
  • - Download
    • TikTok Download
    • DouYin Download
  • - Web Tools
    • BASE64
    • Base64 to Image
    • Image to Base64
    • URL Encoding
    • JavaScript
    • Timestamp
    • Unicode Converter
    • JSON Format
    • Modify Extension
    • Make List
    • CSS Optimizer
  • - Encryption Tools
    • MD5 Encryption
    • Random Generator
  • - Image Tools
    • Image Compression
    • QR Code Generator
    • QR Code Reader
    • Wallpaper Preview
    • Image EXIF
  • - Info Sheets
    • Blood Type Heredity
    • Clothing Sizes
  • [email protected]
DopuBox
  • English
  • Español
  • Français
  • 日本語
  • 한국어
  • 简体中文
  • 繁體中文
全部 ニュース Meta Code 文化・アート
東芝の「T」はTSMCの「T」になれなかった:クリス・ミラー『半導体戦争』
2023-05-14
東芝の「T」はTSMCの「T」になれなかった:クリス・ミラー『半導体戦争』

野嶋 剛
『半導体戦争』は米国で刊行直後からベストセラーとなり、日本、韓国、台湾でもこの春、ほぼ同時に発売され、大きな話題を呼んでいる。「半導体」と戦争が結びつくのは不思議ではない。かつてオイルショックをもたらした石油をめぐる国際社会の争いはまさに「石油戦争」と呼ぶのにふさわしかった。当時、石油は「産業の血液」と呼ばれた。本書で著者が「『1980年代の原油』と化した半導体」と指摘するように、今は半導体こそ産業の血液なのである。
クリス・ミラーは、経済史の専門家で、エール大学で歴史学の博士号を取得している。だが、あえて彼の過去の論文などとは違う手法でこの本を書いた。「アカデミック・ジャーナリズム」と呼ばれる手法であり、本書はアカデミズムの知的研究を、ジャーナリズムの手法で表現したものだ。全ての発言や事実には索引がつけられ、アカデミズムの手法で情報を整理している。それでいて、一つ一つの章は短く、エキサイティングなエピソードであふれており、読み手を飽きさせない工夫が凝らされている。

私自身はジャーナリズムの立場からアカデミズムの知見を取り入れて、作品を書く仕事をしている。ミラーとは逆の立場だが、「アカデミック・ジャーナリズム」を実践するという点では似ているので、ミラーが考えていることがよく分かった。「半導体」というテーマが、地政学的な問題となって経済を超えた世界的課題になるなか、誰にでも手に取ってもらう方法で書く必要を感じたからだろう。

この本には世界各地の読者に読んでもらうことができる「普遍性」がある。その普遍性は内容の普遍性に加えて、手法の普遍性によるところも大きい。その意味では、本書をアカデミズムとジャーナリズムの中間に置いたミラーの試みは成功した。
アカデミズムの立場からは専門性について、半導体の専門家からは細部について、それぞれ批判の声はあるかもしれない。しかし、何事も、当事者の見方と、第三者の見方は異なるものである。クリス・ミラーは半導体をめぐる歴史について、大きな絵を描いてみせた。過去に誰も成し遂げられなかったことだ。日本でも台湾でも韓国でも、それぞれの立場から半導体の歴史を描いた著書はあった。だが、本書のように世界を舞台にした半導体の歴史を俯瞰(ふかん)的に描き切った本はなかった。

ミラーは、3月から4月にかけて、プロモーションのため、シンガポール、台湾、日本、韓国、香港を渡り歩いた。私は、3月に台北滞在中、ミラーとTSMCの創業者、張忠謀(モリス・チャン)が対談した出版社「天下雑誌」社主催のシンポジウムに出席した。ミラーはTSMCの「T」は台湾のTだが、モリス・チャンが若い頃から米国でキャリアを積んだテキサス・インスツルメントのTにならなかったのは米国人として残念だ、というジョークを飛ばした。米国が、モリス・チャンという逸材を台湾に奪われたことを皮肉ったものだ。

私はそれを聴きながら、TSMCの「T」が東芝(東京芝浦電気)のTになる可能性だってあったのだと気づいた。

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/e521bbe3768928ecb28d4eaf508c4572ecb29a1b

Other Tools
  • Character Count TikTok Download DouYin Download BASE64 Base64 to Image Image to Base64 URL Encoding JavaScript Timestamp Unicode Converter JSON Format Modify Extension Make List CSS Optimizer MD5 Encryption Random Generator Image Compression QR Code Generator QR Code Reader Wallpaper Preview Image EXIF Blood Type Heredity Clothing Sizes
  • 被害者「問題解決には程遠い」 旧ジャニーズ被害者らが会見
    2024-05-29

    住所要件の指摘受け自主的に転入 東京・足立区の20代選管委員・古野香織さん
    2024-05-30

    『ボールアンドチェイン』南Q太著 評者:三木那由他【このマンガもすごい!】
    2024-05-30

    むのたけじ賞、名称変更 「生前に障害者差別発言」
    2024-05-31

    入試問題は白黒です 「わかりやすさ」「カラフル」は逆効果、自分で図を書くべし 桜井信一の攻める中学受験
    2024-05-31

    鳥取・大山でたいまつ行列 夏山開き前夜祭
    2024-06-01

    元アシスタントが語る Dr.スランプ「あのキャラ」の誕生秘話
    2024-06-01

    吉田南さん、バイオリン部門6位 エリザベート音楽コン、奈良出身
    2024-06-01

    知ってる? 「登録博物館等マーク」
    2024-06-05

    建築家・白井晟一設計の個人住宅「桂花の舎」が江之浦測候所に移築へ
    2024-06-04

    開館10周年を記念。「広重 ─摺の極─」があべのハルカス美術館で開催へ
    2024-06-05

    横山奈美の個展「広い空に / Big Sky Mind」がN&A Art SITEで開催へ
    2024-06-05

    第55回星雲賞・自由部門に「巨大ロボット展」 日本SFファングループ連合会議
    2024-06-05

    ユージーン・スタジオが東南アジアに美術館を建設予定。新法人YES__pte.ltdを設立し、インドネシア・ジャカルタに美術館準備室を開設
    2024-06-04

    週末見たい展覧会5選。今週はTRIO展、吉田克朗展、建築の構造デザインに焦点を当てた展覧会など。【2024年6月第2週】
    2024-06-05

    「再会長江」北京で特別上映 竹内監督のトークイベントも
    2024-06-04

    ご当地体操「いちょう体操」に小学生の指導委員が誕生 「体がのびやかに動く」
    2024-06-06

    そごう・西武が百貨店として初めてNFTマーケット開設、NFT作品約100点を発売
    2024-06-06

    田名網敬一の巨大インスタレーションが、世界初大規模回顧展「田名網敬一 記憶の冒険」に登場。国立新美術館で8月7日から
    2024-06-06

    京都・祇園祭の「長刀鉾」稚児決まる 記者会見で「頑張ります」
    2024-06-06

    ©  Dopu Box
    💛