• Online Tools
  • - Calculators
    • Character Count
  • - Download
    • TikTok Download
    • DouYin Download
  • - Web Tools
    • BASE64
    • Base64 to Image
    • Image to Base64
    • URL Encoding
    • JavaScript
    • Timestamp
    • Unicode Converter
    • JSON Format
    • Modify Extension
    • Make List
    • CSS Optimizer
  • - Encryption Tools
    • MD5 Encryption
    • Random Generator
  • - Image Tools
    • Image Compression
    • QR Code Generator
    • QR Code Reader
    • Wallpaper Preview
    • Image EXIF
  • - Info Sheets
    • Blood Type Heredity
    • Clothing Sizes
  • [email protected]
DopuBox
  • English
  • Español
  • Français
  • 日本語
  • 한국어
  • 简体中文
  • 繁體中文
全部 ニュース Meta Code 文化・アート
年末年始だからこそじっくり読みたいミステリ小説5作品(海外編)
2022-12-25
年末年始だからこそじっくり読みたいミステリ小説5作品(海外編)

映画ファンと肩を並べるミステリ読者のベストテン好きはつとに知られるところで、師走ともなれば「このミステリーがすごい!」だの「週刊文春ミステリーベスト10」だのと喧しい。

今年もすでに、識者の投票で決まるランキングがいくつも発表になっているが、ちょっと待った! 多様性が叫ばれる昨今だからこそ、読書だって王道を行くばかりが能じゃない。多くの候補があり、その中から自分好みの作品を選べてこその選択の自由だろう。

ということで、当コラムでは、巷のベストテンからなぜか洩れてしまったり、その後に書店に並んだ出来たてホヤホヤの新刊などを交えたりしながら、読み逃し厳禁のお奨めミステリを、海外編と国内編の2回にわたり紹介してみたい。

年末年始だからこその贅沢で貴重な読書の時間を、どう充実させるか。そう思い悩み、迷う読者のブックガイドとして、少しでもお役に立てれば幸いである。

■「大唐泥犁獄」陳漸

海外編のトップ・バッターは、中国発。かつて海外のエンタメ小説といえば、英米を柱とした英語圏+フランスをはじめとするヨーロッパ諸国の作品と相場が決まっていた。

しかし、灯台もと暗し。実はここのところ、わが近隣の極東各国からも目が離せなくなっている。本年の収穫のひとつ、陳漸(ちんぜん)の「大唐泥犁獄(だいとうないりごく)」(緒方茗苞訳・行舟文化)も、そんな1冊だ。

唐朝の時代。仏法修行の旅を続ける玄奘(げんじょう)は、兄の長捷(ちょうしょう)が恩師を手にかけ、姿を消したことを知る。兄の行動を気にかける弟は、従者の波羅葉(はらは)を伴い霍邑県を訪れ、謎の自死を遂げた県令の事件に兄の関与を疑う。後任の県令郭宰(かくさい)の屋敷で旅装を解き、事の次第を解き明かそうとする玄奘だったが、なぜか次々災いに見舞われることに。

もうおわかりかもしれないが、玄奘とは三蔵法師のこと。本作は、四大奇書のひとつ「西遊記」の史実部分を巧みに本歌取りしている。色濃い伝奇小説の要素を支える作者の博識と奔放な想像力にも驚かされるが、江戸川乱歩も舌を巻くに違いない絢爛たる冒険絵巻には、歴史時代ミステリの要素も絡む。

懐の深いその物語性は、本好きなら癖になること必至だろう。本作は全5巻からなる「西遊八十一事件」と銘打たれたシリーズの幕開き編だそうで、早くも続刊が待ち遠しく思えてならない。

■「彼女は水曜日に死んだ」リチャード・ラング

今年のベストテンを総なめにした「われら闇より天を見る」は、英国推理作家協会(CWA)がその年のもっとも優れた長編ミステリに与えるゴールドダガーの昨年の受賞作だ。

そしてCWA賞といえば、こちらも忘れてほしくない。2015年のショート・ストーリー・ダガー(最優秀短編賞)の受賞作を擁するリチャード・ラングの作品集「彼女は水曜日に死んだ」(吉野弘人訳・東京創元社)である。

収録作を眺めると、境遇の隔たる妻と結婚した男が、思いがけず覗いた宝石ブローカーの義父の素顔に慄く「悪いときばかりじゃない」に始まり、仕事で死刑囚と向き合うしかない看守の静かな葛藤を描いた「ボルドーの狼」。そしてハイライトは、CWA賞の最優秀短編賞受賞作の「聖書外典」だろうか。メキシコ行きを夢見るしがない主人公と、その周囲で巻き起こる宝石強盗計画の皮肉な顛末が、乾いた語り口で詳らかにされる。

収録作の10編のほとんどが犯罪絡みの物語だが、謎解きがテーマのミステリ短編とはやや趣きが異なる。あえて言えば、主人公の心の底流を濃やかに描いてみせるノワール小説で、そのざらついた感触は、読む者の感情に爪を立て、心をざわつかせる。

個人的に一編を選ぶなら、ジム・トンプスンの長編から1章をまるまる抜き出したような「万馬券クラブ」だが、街に巣食う悪を摘出したような「ベイビー・キラー」や、凋落の人生にかすかな光明を投げかける「甘いささやき」もいい。

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/6ab9a23ae33679024733c987358cb9079f42aebf

Other Tools
  • Character Count TikTok Download DouYin Download BASE64 Base64 to Image Image to Base64 URL Encoding JavaScript Timestamp Unicode Converter JSON Format Modify Extension Make List CSS Optimizer MD5 Encryption Random Generator Image Compression QR Code Generator QR Code Reader Wallpaper Preview Image EXIF Blood Type Heredity Clothing Sizes
  • 「韓国版純烈」K4の「アダルトKポップ」 日本デビュー曲USEN1位も獲得 コアな追っかけも
    2024-05-30

    意思疎通うまくいかず信頼関係失われた
    2024-05-31

    幸田文の名言「台所に立てば、…」【本と名言365】
    2024-05-30

    鳥取・大山でたいまつ行列 夏山開き前夜祭
    2024-06-01

    現代詩の「中原中也賞」、俳句で培われた言語感覚…「新たな音やリズム」ジャンルを往来し追求
    2024-06-02

    元アシスタントが語る Dr.スランプ「あのキャラ」の誕生秘話
    2024-06-01

    ビルケンシュトック、創業から250年の歴史を振り返る2冊を出版
    2024-06-01

    死後に再評価が進んだ作曲家の筆頭、ビゼー。その裏には友人の存在が【クラシック今日は何の日?】
    2024-06-02

    小学館「作家の意向第一に協議」 映像化指針、ドラマ原作者死去で
    2024-06-03

    「2億円トイレ」のイメージ図など公開 大阪・関西万博
    2024-06-04

    「三島喜美代―未来への記憶」(練馬区美術館)開幕レポート。最大規模のインスタレーションも
    2024-06-05

    謎多き家形埴輪 「考古学の空白」に挑む橿考研ベテラン研究員、念願の特別展開催中
    2024-06-04

    夜の美術館を楽しめる「サマーナイトミュージアム2024」が開催。東京都現代美術館、東京都庭園美術館などで入場料割引も
    2024-06-04

    「VOCA展」に関するハラスメント防止のためのガイドラインが制定
    2024-06-05

    ユージーン・スタジオが東南アジアに美術館を建設予定。新法人YES__pte.ltdを設立し、インドネシア・ジャカルタに美術館準備室を開設
    2024-06-04

    大学入学共通テスト、追試は本試験1週間後 コロナ禍前に戻す 月経痛の配慮明記も
    2024-06-05

    3日間限定発売! 名作パントンチェアが新たな魅力を纏った限定カラーで登場。
    2024-06-05

    田名網敬一の巨大インスタレーションが、世界初大規模回顧展「田名網敬一 記憶の冒険」に登場。国立新美術館で8月7日から
    2024-06-06

    佐渡金山、世界遺産登録に向け「追加情報の提出」求められる
    2024-06-06

    パートナーとの強い絆から生まれた、ベンジャミン・ブリテンの代表作【クラシック今日は何の日?】
    2024-06-06

    ©  Dopu Box
    💛