• Online Tools
  • - Calculators
    • Character Count
  • - Download
    • TikTok Download
    • DouYin Download
  • - Web Tools
    • BASE64
    • Base64 to Image
    • Image to Base64
    • URL Encoding
    • JavaScript
    • Timestamp
    • Unicode Converter
    • JSON Format
    • Modify Extension
    • Make List
    • CSS Optimizer
  • - Encryption Tools
    • MD5 Encryption
    • Random Generator
  • - Image Tools
    • Image Compression
    • QR Code Generator
    • QR Code Reader
    • Wallpaper Preview
    • Image EXIF
  • - Info Sheets
    • Blood Type Heredity
    • Clothing Sizes
  • [email protected]
DopuBox
  • English
  • Español
  • Français
  • 日本語
  • 한국어
  • 简体中文
  • 繁體中文
全部 ニュース Meta Code 文化・アート
僧侶の読経中なのに…「神戸ジャズ界の父」が見せたちゃめっ気 生来の明るさ、震災でも失われず
2023-04-12
僧侶の読経中なのに…「神戸ジャズ界の父」が見せたちゃめっ気 生来の明るさ、震災でも失われず

■人と街を愛し、愛された

 ポク、ポク、ポク、ポク…。木魚を打ちながら僧侶が読経する。背後に座る世界的ピアニスト小曽根真(62)がそのリズムに調子を合わせ、そっとスイングを始める。だが、そこは厳かな法要の席だ。サックス奏者の弟・啓(59)=神戸市=が兄をいさめようと、目配せしたピアニストでオルガン奏者の父・実(1934~2018)も、ノリノリでベースを弾くまねをしていた。

 ジャズ一家の性(さが)なのだろう。「どうしようもない」と啓が苦笑しながら約30年前の出来事を回想する。ちゃめっ気たっぷり、人を楽しませることが大好き、サービス精神旺盛。実はそういう人だった。

 「人を愛し、愛された。ミュージシャンから、そして何よりお客さんから」。1995年の阪神・淡路大震災の後、実が演奏を続けた老舗ライブハウス「サテンドール神戸」(2016年閉店)の3代目店主渡辺つとむ(54)=神戸市中央区=がしのぶ。

 実はいつも客のリクエストに暗譜で応じた。スタンダードが中心だが、難易度が高く他のピアニストが手を出さないような曲もさらりと弾いた。メロディーラインの美しい優雅なバラードの演奏は格別だった。

 練習している姿を人に見せなかった。約20年間コンサートで音響を担当した、浅原勇治(57)=明石市=は「新しい曲を常に追いかけていた。真さんが『これ、ええで』って米国から持って帰ってきた曲を家で一人練習し、本番ではいとも簡単に演奏する。陰の努力家だった」と明かす。

     ◇

 震災で、実が神戸・北野で経営していたジャズクラブ「m.m.join(エム・エム・ジョイン)」は全壊した。米国のジャズピアニスト、テディ・ウイルソンが来店した際にグランドピアノに残した直筆サインが自慢だった。それもビルごと解体された。

 「一番の心残りだったと思う」。実の弟子で、「オゾネミュージックスクール」(神戸市中央区)ピアノ講師の吉川純子(65)=三重県=が目を伏せる。震災後も毎年1月は気分が優れない様子だったという。だが、生来の明るさ、ポジティブさは失うことはなかった。

 「神戸のジャズは健在なり」を合言葉に、95年に関西など約20カ所でチャリティーコンサートを開いた。ギャラは受け取らず、収益を神戸市に贈った。

 後進の育成にも力を注いだ。98年から、若手アマチュアの発表の場として「モザイクジャズフェスティバル」をプロデュースした。オゾネミュージックスクールでは生涯講師を続けた。

 2003年には地元のライブハウスなどでつくる「神戸ジャズCITY委員会」を設立。委員長として、生演奏を身近に感じられるイベント「神戸ジャズウオーク」などをけん引した。

 事務局長を務めた渡辺は「震災10年目の頃、神戸の街が不景気で暗い空気だった。実さんは『神戸をなんとかせなあかん』と強く思っていた。地元から湧き上がるようなイベントを目指した」と振り返る。

     ◇

 17年12月25日。実は校歌を作曲した神戸市北区の小部東小学校を約40年ぶりに訪れた。啓が親孝行しようと「何かしてほしいことはないか」と聞いたところ、「昔作った校歌をもう一度聴きたい」と答えたからだ。

 全校児童が実の前で校歌を歌った。「みんな、ありがとう」と礼を言った実がサプライズで「赤鼻のトナカイ」などをピアノで弾くと、子どもたちが一人また一人と歌い出し、割れんばかりの大合唱になった。啓はその光景が忘れられない。

 「なんのために音楽をやるのか、おやじから最後に教えてもらった気がする」。その2カ月後に実は旅立った。

 「シンプルな音楽も前衛的な音楽も結局はそれを楽しまないと」。真はそう力を込める。「難しい音楽」と思われがちなジャズだが、実と親交のあった人たちは口をそろえる。「神戸ジャズは楽しい!」=敬称略=

(藤森恵一郎)

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/d4eee6d795fae5b17a9c6cf95ce81ec403003585

Other Tools
  • Character Count TikTok Download DouYin Download BASE64 Base64 to Image Image to Base64 URL Encoding JavaScript Timestamp Unicode Converter JSON Format Modify Extension Make List CSS Optimizer MD5 Encryption Random Generator Image Compression QR Code Generator QR Code Reader Wallpaper Preview Image EXIF Blood Type Heredity Clothing Sizes
  • 民藝・イズ・ビューティフル。 日本文化と黒人文化が融合する「アフロ民藝」とは?
    2024-05-30

    囲碁、一力遼本因坊が初防衛 余正麒破り三冠堅持
    2024-05-30

    白と黒で奏でるインスタレーション 渡辺信子が京都で「White and Black」
    2024-05-31

    幸田文の名言「台所に立てば、…」【本と名言365】
    2024-05-30

    鳥取・大山でたいまつ行列 夏山開き前夜祭
    2024-06-01

    エリザベートコンクールで吉田さん6位入賞
    2024-06-01

    富士山麓のダイナミックな食材を味わう“奥・山梨”のガストロノミー〈Restaurant SAI 燊〉。
    2024-06-01

    声優の増山江威子さん死去
    2024-06-03

    IT国家の最先端研究を知って 奈良・宇陀市がエストニアへの短期留学事業
    2024-06-04

    社会的関与の芸術。清水穣評 城戸保「駐車空間、文字景、光画」展/野村浩「Painter」展
    2024-06-04

    エドガー・サラン個展「EDGAR SARIN ー HUNKY DORY」(VAGUE KOBE)レポート。展示空間の可能性やその調和の在り方を問いかける
    2024-06-04

    PARCELで「Not Quite」開催。「~でなくもない」作家が集結
    2024-06-04

    今年の「アートウィーク東京」は11月に開催。「AWT FOCUS」の監修には片岡真実
    2024-06-04

    「避難いただけるほうが一安心」珠洲で激しい揺れに耐えた仏像、奈良博で縁つなぐ
    2024-06-04

    大学入学共通テスト、追試は本試験1週間後 コロナ禍前に戻す 月経痛の配慮明記も
    2024-06-05

    「再会長江」北京で特別上映 竹内監督のトークイベントも
    2024-06-04

    子供と行きたいおすすめ美術館【東京編】。子連れ、親子でアートを楽しもう!
    2024-06-06

    写真家の吉田ルイ子さん死去
    2024-06-06

    藤井、棋聖戦5連覇へ白星発進
    2024-06-06

    佐渡金山の世界遺産登録、「情報照会」勧告
    2024-06-06

    ©  Dopu Box
    💛