• Online Tools
  • - Calculators
    • Character Count
  • - Download
    • TikTok Download
    • DouYin Download
  • - Web Tools
    • BASE64
    • Base64 to Image
    • Image to Base64
    • URL Encoding
    • JavaScript
    • Timestamp
    • Unicode Converter
    • JSON Format
    • Modify Extension
    • Make List
    • CSS Optimizer
  • - Encryption Tools
    • MD5 Encryption
    • Random Generator
  • - Image Tools
    • Image Compression
    • QR Code Generator
    • QR Code Reader
    • Wallpaper Preview
    • Image EXIF
  • - Info Sheets
    • Blood Type Heredity
    • Clothing Sizes
  • [email protected]
DopuBox
  • English
  • Español
  • Français
  • 日本語
  • 한국어
  • 简体中文
  • 繁體中文
全部 ニュース Meta Code 文化・アート
大切なのは「目を開くこと」。「ジョセフ・アルバースの授業 色と素材の実験室」で教育者としてのアルバースを知る
2023-07-28
大切なのは「目を開くこと」。「ジョセフ・アルバースの授業 色と素材の実験室」で教育者としてのアルバースを知る

 画家、デザイナー、美術教師としても知られているジョセフ・アルバース(1888~1976)。その作品や授業風景、学生らの制作物を紹介し、アルバースの制作者、そして教師という両側面に迫る展覧会「ジョセフ・アルバースの授業 色と素材の実験室」が千葉・佐倉の
DIC川村記念美術館でスタートした。担当学芸員は亀山裕亮(DIC川村記念美術館学芸員)。

 ドイツで生まれたアルバースは、造形学校バウハウスで学び、のちに同校の教師として基礎教育を担当した。1933年に同校が閉鎖されると渡米し、
ブラックマウンテン・カレッジや、イェール大学に勤務。戦後アメリカの重要な芸術家たちの育成に尽力した。


 アルバースが学びにおいて重要視したのは、「目を開くこと(見ているものの特性をより深く追求する)」ことだ。本展では全4章にわたり、アルバースの研究作品や学生の作品約100点を時系列順に展示。それらを通じて、素材や色彩、造形への探究の変遷や新たな可能性として発見された事例を紹介している。


 1章では、バウハウス時代のアルバースの取り組みが紹介されている。それまで小学校で教師として働いていたアルバースは、30代で学生としてバウハウスに入学。その後は同校において教鞭を取ることとなる。


 アルバースが担当していたのは造形の基礎演習、そのなかでもとりわけ重視していたのは素材の扱い方であった。加工をするにあたって素材の特性を正しく理解することで、少ない労力で最大の成果が得られる、つまり「素材の経済性」を大切にしていたという。


 また、アルバースの課題でもよく知られているのは、1枚の紙を用いた演習だ。紙の特性を理解し、紙だからこそできる表現について試行錯誤することを目的としている。このような考え方を応用し、アルバースは家具や食器などのプロダクトの制作も手がけていた。


 本展では、アルバースがバウハウスの学生だった頃に制作された作品も展示されている。とりわけガラスという素材に関心を抱いていたアルバースは、当時貧乏であったこともあり、ヴァイマールの街で拾った瓶の底を作品として再構成した。会場では、艶のあるガラスの質感と立体感が特徴の《破片の入ったグリッド絵画》を見ることができる。


 1933年にナチスの圧力によりバウハウスが閉校となると、アルバースはノースカロライナ州にあるリベラルアーツ教育を目指すブラックマウンテン・カレッジに招聘され渡米。同校を退任する49年までの15年間、新たに抽象絵画に取り組むなど、アルバースを語るうえで重要な時期が2章では紹介されている。


 この頃アルバースは、新たな環境において、いままで培ってきた基礎教育が生きていくうえでどう役立つのかを考え始めたという。そのひとつの答えとして、日常的なものをよく観察し「新たな視点でとらえること」「いままでにない素材同士の組み合わせを考えること」を学生に投げかけた。

 その考えのもと、アルバースが実践してみせたのは《リーフ・スタディ
Ⅰ》だ。木の葉と色紙を使用し、その色合いと質感を追求し構成するというもので、実際に授業の課題として学生らも取り組んでいたという。

 ほかにも、アルバースによる《テユナカ
Ⅰ》は、ひとつの図像のなかで左半分が平面に、右半分が立体的に見えるのが不思議な作品だ。線の角度を試行錯誤することで生み出されたこのねじれの図は、5年もの時間をかけて制作された。


 3章ではイェール大学以降のアルバースの活動を取り上げている。1950年にコネチカット州のイェール大学からデザイン学科長に任じられたアルバースは、主に「色彩」に関する取り組みを実践していった。


 アルバースの代表的な取り組みである「正方形讃歌」は、正方形による決まったフォーマットに色彩を配置したシリーズ作品で、色彩同士の相互関係によって生まれる様々な効果を実験的に追求したものだ。本章では、これらの作品と学生らによる作品をあわせて展示することで、アルバースの色彩への取り組みを再考するものとなっている。

 また、アルバースの学生らに話を聞いたインタビュー映像もあわせて上映されており、アルバースの人物像や学生らに与えた影響を客観的に知ることができるだろう。


 4章では、アルバースが1972年に刊行した活動の集大成とも言える版画集『フォーミュレーション:アーティキュレーション』での取り組みを15点紹介している。各作品には、アルバースのテキストが添えられており、そこからは造形に対する思考、そして色彩への探求が読み取れることだろう。


 そして、同館展覧会において初めての取り組みとなるのが、ワークショップ・スペースの開設だ。会期中は、アルバースの授業でも実践されてきた色彩や造形に対する試行錯誤を、実際に手を動かしながら体験することが可能となる。展覧会鑑賞後は、ぜひ自身の手によって素材や色、造形に対する理解を深めてみてほしい。



 本展の開催に際し、担当学芸員の亀山は次のように語った。「正方形の絵画で知られるアルバースの、制作者のみならず、教育者の側面にも光を当てる展覧会。アルバースは授業において『目を開くこと』を重視しており、彼の取り組みの際立っている点は、芸術家と教師の側面が強く結びついている点にあるといえる。授業を知ることで作品への理解を深めることができるし、その逆も同様だ。そのような視点で本展は構成されている。日本において広く親しまれているアルバースであるが、意外にもその回顧展は本展が日本初。開催に際し、ご協力いただいた関係者、そしてジョセフ&アニ・アルバース財団には感謝申し上げたい」。


 なお、会期中には講演会やギャラリートーク、アルバースの授業に基づくワークショップなど多様なプログラムが開催予定だ。夏季休暇中に親子で足を運ぶのにも最適だろう。

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/eab1db97a6421f49b825e43cbec83c713e19c32c

Other Tools
  • Character Count TikTok Download DouYin Download BASE64 Base64 to Image Image to Base64 URL Encoding JavaScript Timestamp Unicode Converter JSON Format Modify Extension Make List CSS Optimizer MD5 Encryption Random Generator Image Compression QR Code Generator QR Code Reader Wallpaper Preview Image EXIF Blood Type Heredity Clothing Sizes
  • 一力が本因坊初防衛
    2024-05-30

    【光る君へ】平安時代、強烈なエピソードで知られた2人の受領とは
    2024-06-01

    吉田南さん、バイオリン部門6位 エリザベート音楽コン、奈良出身
    2024-06-01

    “20世紀音楽”の発展に貢献した指揮者、クーセヴィツキー。その偉業とは【クラシック今日は何の日?】
    2024-06-03

    応挙手本?に描いたトラ甦れ…徳島の寺のふすま絵修復へ
    2024-06-04

    イタリア・ヴェローナの歴史あるレストランをパトリシア・ウルキオラが再解釈。
    2024-06-03

    本年入試私立公立とも志願者微減 栄光ゼミナール担当者にきく 埼玉中高入試最新動向
    2024-06-04

    特別展 「工芸的美しさの行方―うつわ・包み・装飾」が東京と京都で開催。日本の美術工芸を世界へ 
    2024-06-04

    今週末に見たい展覧会ベスト12。山武市百年後芸術祭、版画の青春、北斎に三島喜美代まで
    2024-06-04

    石川九楊の個展「石川九楊大全」が上野の森美術館で2ヶ月連続開催へ
    2024-06-05

    エドガー・サラン個展「EDGAR SARIN ー HUNKY DORY」(VAGUE KOBE)レポート。展示空間の可能性やその調和の在り方を問いかける
    2024-06-04

    「台北當代2024」開幕レポート。「台湾マーケットのニーズに応えるプラットフォームに」
    2024-06-04

    横山奈美の個展「広い空に / Big Sky Mind」がN&A Art SITEで開催へ
    2024-06-05

    五木ひろし歌手生活60年…ふるさと福井へ恩返しの新曲
    2024-06-04

    「ART OSAKA 2024」が7月18日より開幕。近代建築と現代美術のコラボレーションにも注目
    2024-06-04

    【1971年の今日 : 6月5日】京王プラザホテル全面開業―今からは想像もできない着工前の巨大な貯水池だった頃の写真も
    2024-06-05

    3日間限定発売! 名作パントンチェアが新たな魅力を纏った限定カラーで登場。
    2024-06-05

    安藤忠雄さん設計の美術館名称決まる…香川・直島に2025年オープン
    2024-06-05

    佐渡金山、世界遺産登録に向け「追加情報の提出」求められる
    2024-06-06

    ブリン・バン・バン・ボンが1位 ビルボード、上半期人気曲
    2024-06-06

    ©  Dopu Box
    💛