• Online Tools
  • - Calculators
    • Character Count
  • - Download
    • TikTok Download
    • DouYin Download
  • - Web Tools
    • BASE64
    • Base64 to Image
    • Image to Base64
    • URL Encoding
    • JavaScript
    • Timestamp
    • Unicode Converter
    • JSON Format
    • Modify Extension
    • Make List
    • CSS Optimizer
  • - Encryption Tools
    • MD5 Encryption
    • Random Generator
  • - Image Tools
    • Image Compression
    • QR Code Generator
    • QR Code Reader
    • Wallpaper Preview
    • Image EXIF
  • - Info Sheets
    • Blood Type Heredity
    • Clothing Sizes
  • [email protected]
DopuBox
  • English
  • Español
  • Français
  • 日本語
  • 한국어
  • 简体中文
  • 繁體中文
全部 ニュース Meta Code 文化・アート
直木賞受賞の注目の作家 小川哲が語る「歴史を甦らせる建築と小説の力『地図と拳』に込めた思い」
2023-03-07
直木賞受賞の注目の作家 小川哲が語る「歴史を甦らせる建築と小説の力『地図と拳』に込めた思い」

小説を書くことは、建築に通じる部分があるという小川哲氏。第二次世界大戦期の満洲を舞台に壮大な人間ドラマを描いて多くの読者を魅了する『地図と拳』の制作秘話に迫る


 第168回直木三十五賞を受賞した、小川哲氏の『地図と拳』。本作は満洲にある架空都市の興亡を軸に、日本が第二次世界大戦へと突き進んでいくしかなかった構造を解き明かそうと試みた長編小説だ。640ページにもわたる大作は、どのようにして組み立てられていったのか。小説を書くという行為は建築に似ていると語る小川氏に、その創作の道のりとねらいを聞いた。
──『地図と拳』では、「建築」が重要なテーマの一つになっています。「建築」を取り入れたのはなぜでしょうか。

小川 もともと、満洲で実際にあった「大同都邑計画」という都市計画案に建築家の高山英華が関わっていたという話をネタに小説を書かないかと編集者から提案されたのが始まりでした。そのとき、「満洲」と「小説」の2つが「建築」という概念や言葉につながっているような気がしたんですよね。満洲は日本が人工的に作った国家という建築物だし、小説も文章で家を建てるような行為という意味では一種の建築とも言える。特に小説を書くことに関しては、以前から自分の中でメタファーとして建築をしているような気分だったんです。大黒柱になるような文章やシーンを考えたり、もっと言えば家具や壁の色など細かい内装を一つひとつの文章で決めていったり。どんな建物を作るか、どういう人がその建物を利用するのかなど、建築物を造るときと同じようなことを考えながら小説を書いている感覚がありました。

──本作は建築でいうところの設計図であるプロットなしに書かれたそうですね。それにも関わらず、「地図」や「建築」「国家」「戦争」などのモチーフが構造として重なり合うように複雑に作り込まれています。小説の建材ともいえる、登場人物やエピソードありきで、それらを組み立てていく作業だったのでしょうか。

小川 登場人物やシーンは、満洲を描くうえで必要な視点や新たな要素が見えてきそうなものを出していくというスタイルでした。自分が何となく書いた文章を読み解いていって、こういう方向に進めるんじゃないかというのをいくつか検討して、その中で最善のものを選んでいく作業を何十回、何百回と繰り返し続けて書いていましたね。

 満洲という国家の成立と小説を書く行為を「建築」でつなげるという明確な柱があったので、何を出してもそこを見失わなければ最終的には最初に定めたもの、タイトルにある「地図」と「拳」のどちらかとどこかの層で必ず響き合ってくるというのが何となく感覚としてあったんですよ。逆に言うと、最初に設計図を作っていたら、いろいろな視点で複雑に一つの物事を眺めるというやり方は多分できなかったんじゃないかな。プロットがないからこそ書けた作品だなと思っています。

──ガウディの建築みたいな小説ですよね。安定した構造があると同時にディテールは装飾的、読者を引き込むエンタメ要素やドラマもあって、細かく見ていきたくなるという点が似ているなと。そういえば、サグラダ・ファミリアも詳細な設計図はなかったそうです。

小川 それは初めて言われたけど、うれしいですね。でも、僕は完成できてよかったです(笑)。

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/7fa0bd23a6692592a76e15ab3543a4273197e449

Other Tools
  • Character Count TikTok Download DouYin Download BASE64 Base64 to Image Image to Base64 URL Encoding JavaScript Timestamp Unicode Converter JSON Format Modify Extension Make List CSS Optimizer MD5 Encryption Random Generator Image Compression QR Code Generator QR Code Reader Wallpaper Preview Image EXIF Blood Type Heredity Clothing Sizes
  • 英国を代表する作曲家ブリテンが世界平和を願って作った『戦争レクイエム』【クラシック今日は何の日?】
    2024-05-29

    <司書のコレ絶対読んで>「王さまと九人のきょうだい」君島久子訳、赤羽末吉絵
    2024-05-29

    日本の「木」の文化を家具を通して世界へ【ミラノデザインウィーク】
    2024-06-01

    映像化は「作家の意向第一」と小学館が指針
    2024-06-02

    IT国家の最先端研究を知って 奈良・宇陀市がエストニアへの短期留学事業
    2024-06-04

    応挙手本?に描いたトラ甦れ…徳島の寺のふすま絵修復へ
    2024-06-04

    文科相、佐渡金山の果報待ちたい ユネスコの評価、近く判明
    2024-06-03

    現代美術作家の杉本博司がYouTubeチャンネル開設 素顔に迫る映像を公開
    2024-06-04

    福島県沖地震で解体 老舗文具店の新ビルが開店 イベントスペースも
    2024-06-04

    知ってる? 「登録博物館等マーク」
    2024-06-05

    社会的関与の芸術。清水穣評 城戸保「駐車空間、文字景、光画」展/野村浩「Painter」展
    2024-06-04

    国際博物館の日、今年のテーマは「学びと研究のための博物館」
    2024-06-04

    東京都写真美術館で「今森光彦 にっぽんの里山」が開催へ
    2024-06-04

    「犬派?猫派?」(山種美術館)開幕レポート。初公開から名作まで勢揃い
    2024-06-04

    エドガー・サラン個展「EDGAR SARIN ー HUNKY DORY」(VAGUE KOBE)レポート。展示空間の可能性やその調和の在り方を問いかける
    2024-06-04

    クールべ《世界の起源》はなぜ攻撃されたのか? ポンピドゥー・センター・メッスで破壊・盗難事件
    2024-06-04

    夜の美術館を楽しめる「サマーナイトミュージアム2024」が開催。東京都現代美術館、東京都庭園美術館などで入場料割引も
    2024-06-04

    青森で来年夏に音楽祭 沖澤のどかさんが総監督
    2024-06-06

    佐渡金山の世界遺産登録、「情報照会」勧告
    2024-06-06

    写真家の吉田ルイ子さん死去 「ハーレムの熱い日々」
    2024-06-06

    ©  Dopu Box
    💛