• Outils en Ligne
  • - Calculatrices
    • Compteur de Caractères
  • - Téléchargement
    • Téléchargement TikTok
    • Téléchargement Douyin
  • - Outils Web
    • BASE64
    • Base64 vers image
    • Image vers Base64
    • Encodage URL
    • JavaScript
    • Timestamp
    • Convertisseur Unicode
    • Formatage JSON
    • Modifier l’Extension
    • Créer une Liste
    • Optimiseur CSS
  • - Outils de Chiffrement
    • Chiffrement MD5
    • Générateur Aléatoire
  • - Outils d’Image
    • Compression d’Images
    • Générateur de QR Code
    • Lecteur de QR Code
    • Prévisualisation de Fond
    • EXIF d’image
  • - Fiches d'information
    • Hérédité du Groupe Sanguin
    • Tailles Vêtements
  • [email protected]
DopuBox
  • English
  • Español
  • Français
  • 日本語
  • 한국어
  • 简体中文
  • 繁體中文
全部 ニュース Meta Code 文化・アート
【書評】「戦争とは何か」を問う 『世代の昭和史 「戦争要員世代」と「少国民世代」からの告発』(保阪正康 著・毎日新聞出版)
2022-12-10
【書評】「戦争とは何か」を問う 『世代の昭和史 「戦争要員世代」と「少国民世代」からの告発』(保阪正康 著・毎日新聞出版)

世代論というのはなかなか面白いし、酒の席ではその話で盛り上がることもある。

たとえば「団塊の世代」は生徒数が激増して入学試験などで苦労したので競争心が強いとか、「ゆとり(教育)世代」は円周率を3.14…ではなく3だと思い込んでいるくせにITスキルは不思議と高いとか、あるいは「(就職)氷河期世代」は政府や自治体、企業などがこの世代向けの中途採用をしたけど焼け石に水だったとかの類である。ただし、そこには主観や誤認も多く含まれる。


作中で著者は“戦争に駆り立てた世代”と“戦争に駆り出された世代”をいう分け方をして戦前の世代を考察している。

特に“戦争に駆り立てた世代”として明治17年生まれに注目する。具体的に挙げると東條英機、山本五十六、石橋湛山らである。

3人の個性や経歴、考え方は大きな隔たりがあり、そのため全体的な世代論は影をひそめるが、陸軍の東條、海軍の山本など、それぞれの組織の中での世代を論じている。そして当然のことながら、著者は東條に対しては非常に辛辣である。

陸軍での東條世代は戦場体験がなかったという。著者によれば「東條のような戦場体験のない、軍官僚として机の上で戦争を考えていた軍人は、かなり歪んだ命令を出すことが立証されている」という。確かに東條は「竹槍事件」(※注1)という戦争を私(わたくし)する命令を出し、250人の犠牲者を出した。

しかし、陸軍将校すべてがそうだったわけではない。イギリス駐在武官としてロンドンの爆撃に遭遇、市民たちが学童疎開を始めたことを知った辰巳栄一は、交換船で帰国後、東條に戦況悪化で東京に空襲があった場合のことを考えて、学童疎開の検討を具申している。その時の東條の返事はこうだった。

「『私は学童疎開には反対である。今、日本は物量豊富な米英と戦っている。これに打ち勝つには日本古来の大和魂、国民精神を十分に発揮するにある。国民精神の基盤は日本の家族制度であって、死なばもろともという気概が必要だ。家族の疎開などもってのほかだ』(月刊誌『偕行』に収められた『辰巳中将の話』)」

こんな人物が戦争遂行の最高指導者だったのである。

何であれ、深く物事を考えることができない人間の「特権」は、精神論や根性論を恥ずかしげもなく主張できることにある。精神論は議論を無効にする効果があるから、難しいことを考えなくてすむのだ。こういった人はどこの組織にもいるが、一国のトップとなれば話は別である。よくもこんな人物が陸軍大臣や首相になれたものだと驚くが、さらに驚くのはこの人物が陸軍内で「切れ者の東條」と呼ばれていたことである。

上記の東條の発言をみて、彼に「切れ者」を感じるだろうか。これは東條を評する陸軍将校たちの人を見る目のなさをも実感させる話である。

そう考えると、日本陸軍の知性のなさは、陸軍内の教育に問題があったのではなかろうか。陸軍士官学校や海軍兵学校は、筆記試験でも旧制一高(現・東京大学教養課程)と並び称されるほどの難関だったことを考えると、士官学校や陸軍大学校が秀才たちの合理的思考を奪っていったのだろう。

一方の海軍の山本五十六は、東條と違って戦争の実体験がある。海軍兵学校の卒業直後に日本海海戦を体験し、左手の2本の指を失っている。さらに、海軍の中でも英米流の理知派とされていた。陸軍と比べ海軍の人物評ははるかに“スマート”である。そしてそうした東條と山本の相違点を著者は5つの箇条書きにしてあげているが、最も際立った違いは以下の点である。

東條…「軍人は職業ではない。『神(天皇)』に仕える神兵である」
山本…「軍事は政治のコントロールの下にある」

東條は古事記の世界に生き、山本は戦後のシビリアン・コントロールの世界を先取りしていたのがよくわかる。

著者はこの2人を戦後病気のために短命内閣に終わった石橋元首相を加えて対比しているが、正直なところ、言論人(東洋経済新報社)であった石橋との比較は少し無理がある。それでも東條と石橋の一番大きな相違点は国家を重視するか個人を重視するだとしている。

ともあれ、かようにこの3人を見る限り、“戦争に駆り立てた世代”には国全体の世代論というのは見当たらず、組織の中での世代論があるにとどまる。

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/7a0e8a778460963211147b345d407c06e92bdbd5

Autres Outils
  • Compteur de Caractères Téléchargement TikTok Téléchargement Douyin BASE64 Base64 vers image Image vers Base64 Encodage URL JavaScript Timestamp Convertisseur Unicode Formatage JSON Modifier l’Extension Créer une Liste Optimiseur CSS Chiffrement MD5 Générateur Aléatoire Compression d’Images Générateur de QR Code Lecteur de QR Code Prévisualisation de Fond EXIF d’image Hérédité du Groupe Sanguin Tailles Vêtements
  • 藤子・F・不二雄の名言「ありそうもない話をありそうに描きたい」【本と名言365】
    2024-05-29

    小学館も来週に報告書公表
    2024-05-31

    「ねこクラゲ」被告、脱税認める 原稿優先で申告せず、福岡地裁
    2024-05-31

    鎌倉幕府の地頭から海の武士団・松浦党に…古文書群「青方文書」からみる中世の漁業や製塩事情
    2024-06-01

    香川県・直島に開館する新たな美術館の正式名称が「直島新美術館」に決定
    2024-06-03

    文科相、佐渡金山の果報待ちたい ユネスコの評価、近く判明
    2024-06-03

    イタリア・ヴェローナの歴史あるレストランをパトリシア・ウルキオラが再解釈。
    2024-06-03

    知ってる? 「登録博物館等マーク」
    2024-06-05

    建築家・白井晟一設計の個人住宅「桂花の舎」が江之浦測候所に移築へ
    2024-06-04

    「TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション」(東京国立近代美術館)開幕レポート。トリオで再発見する3館のコレクション
    2024-06-05

    「三島喜美代―未来への記憶」(練馬区美術館)開幕レポート。最大規模のインスタレーションも
    2024-06-05

    国際博物館の日、今年のテーマは「学びと研究のための博物館」
    2024-06-04

    東京都写真美術館で「今森光彦 にっぽんの里山」が開催へ
    2024-06-04

    石川九楊の個展「石川九楊大全」が上野の森美術館で2ヶ月連続開催へ
    2024-06-05

    夜の美術館を楽しめる「サマーナイトミュージアム2024」が開催。東京都現代美術館、東京都庭園美術館などで入場料割引も
    2024-06-04

    島左近の墓、京都の寺で発掘調査 三成の腹心、関ケ原後も生存?
    2024-06-05

    「再会長江」北京で特別上映 竹内監督のトークイベントも
    2024-06-04

    青森で来年夏に音楽祭 沖澤のどかさんが総監督
    2024-06-06

    美術家藤井光さん個展「終戦の日/WAR IS OVER」 希望か絶望か…大分・佐伯の地下弾薬庫跡にこだまする泣き声
    2024-06-07

    「さどの島銀河芸術祭2024」が開催。新潟・佐渡島各所で作品を制作展示
    2024-06-06

    ©  Dopu Box
    💛