• オンラインツール
  • - 計算機
    • 文字数カウント
  • - ダウンロード
    • TikTok ダウンロード
    • Douyin ダウンロード
  • - Webツール
    • BASE64
    • Base64→画像
    • 画像→Base64
    • URLエンコード
    • JavaScript
    • タイムスタンプ
    • ユニコード変換
    • JSON整形
    • 拡張子変更
    • リスト作成
    • CSS最適化
  • - 暗号化ツール
    • MD5暗号化
    • ランダムジェネレーター
  • - 画像ツール
    • 画像圧縮
    • QRコードジェネレーター
    • QRコードリーダー
    • 壁紙プレビュー
    • 画像 EXIF
  • - 情報シート
    • 血液型遺伝
    • 服のサイズ
  • [email protected]
DopuBox
  • English
  • Español
  • Français
  • 日本語
  • 한국어
  • 简体中文
  • 繁體中文
全部 ニュース Meta Code 文化・アート
これまでとはまったく異なる「ドクメンタ」。「ドクメンタ15」が伝えるものとは何か?(前編)
2022-06-20
これまでとはまったく異なる「ドクメンタ」。「ドクメンタ15」が伝えるものとは何か?(前編)

 「ドクメンタ15」のプレスカンファレンスは、6月15日、地元サッカーチームのスタジアムで開催された。芸術監督「ルアンルパ
」が舞台に登場すると、参加アーティストやスタッフの席から大きな歓声が湧く。この熱気、一体感。様々な高さの台に腰を下ろし、観客と共に声を合わせてカラオケをする。「芸術じゃなくて、友達をつくろう」というルアンルパのモットーが実感できる。


 アジアから芸術監督が選出されることも初めてなら、コレクティブも初めて。また14のコレクティブや団体、54の招待作家たちの多くがいわゆる「グローバルサウス」(資本主義のグローバルなシステムのなかにあって社会的、政治的、経済的に不利な扱いを受けている場所や人々)から選ばれており、欧米のアート市場でよく知られているアーティストの名前はほとんど見かけない。


 展示されている作品も、美しさや視覚的な印象が強いものは多くなく、100日間の開催期間中に来場者や参加アーティストを巻き込み有機的に広がっていくプロセスに重点が置かれている。現代アートの市場価値が高まるなかで、社会の中でアートとアーティストが持つ意味を根底から問い直そうとする、重要な試みと言えるだろう。


 ルアンルパがドクメンタ15のモットーに掲げたのは「ルンブン(LUMBUNG)」だ。ルンブンとは、インドネシア語で共有の米倉を指す言葉。インドネシアでは収穫した米が余ると持ち寄ってルンブンに貯めておき、共同体の皆で分け合うのだという。それと同じように、様々な情報や知識──知的資源や物的資源を共有し、分け合っていこうというのが、今回のドクメンタの考え方である。


 「ノンクロン(NONGKRONG)」とインドネシアで呼ばれる、どこかに集まって一緒にご飯を食べたりお茶を飲んだりしながら起こる自然な交流。そして共同体にとって重要な問題をグループで話し合う集会をさすアラビア語「マジェリス(MAJELIS)」。ドクメンタ15ではそれらを通じて生まれた出会いや議論を「ハーヴェスト(HARVEST)」収穫物と呼ぶ。ドクメンタ15においてアーティストとは、この収穫を助ける人たちであり、その収穫は地域社会の中で再び共有されていくのだ。


 ドクメンタのメイン会場のひとつ、フリデリチアヌム美術館は「フリードスクール(FRIDSKUL)」と名付けられていた。展示だけでなく、子供向けワークショップ会場や大きな託児所もあり、図書館やアーティストのための作業所もある学びの場だ。

 ちょうどカッセル市内の小学生たちとその親が、ケニア共和国の首都ナイロビのWAJAKUUART
PROJECTのアーティストとともに絵を描いているところに遭遇した。ナイロビでもっとも密集したスラム街のひとつ「ルンガルンガ」を拠点とするWAJAKUUART
PROJECT。


 「ナイロビでは毎週末、子供たちと一緒に絵を描いたり、木や鉄屑を使ってオブジェをつくったりワークショップをしているんです」とメンバーのひとり。「アートを通じて、違う人生の選択肢を提示できたら」と、ドクメンタハレの展示でも子供もたちとつくった作品を出展している。

 カッセルのコミュニティとの交流にも、今回はいつも以上に重点が置かれている。


 ルアンルパのメンバーのうち2人は2020年からカッセルに移住して、地元のコミュニティやコレクティブと積極的に交流を続けていた。アーティストたちの多くが長期滞在し、一緒に作品を作ったり、食事を作って振る舞ったりもする。印刷所やラジオ局を開設したりと、独自のメディアの発信も欠かさない。

 カッセルの市民の緑のオアシス、カールスアウエ公園には、日本から参加した栗林隆とCINEMA
CARAVANの《元気炉》が設置されていた。地元のハーブを使ったハーブサウナとオープンエアー映画上映会、そしてバー。22時を過ぎて、薄暗くなってきた頃、ポッと灯ったあかりに惹かれるように、人々がここに集まってくる。「これ何? サウナなの? 宇宙船みたい」。様々な国から来たアーティストや来場者と、犬の散歩途中の人たちが立ち止まり、会話が始まる。片言で、身振り手振りで。不思議なエネルギーに満ちた今回のドクメンタを象徴するような光景だった。

 後編では、今回のドクメンタが剥き出しにした、“国際”芸術展やアート市場の問題点などにもスポットを当てる

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/0a745f03d91bd10a829ad2843bde7c9292f778e2

その他のツール
  • 文字数カウント TikTok ダウンロード Douyin ダウンロード BASE64 Base64→画像 画像→Base64 URLエンコード JavaScript タイムスタンプ ユニコード変換 JSON整形 拡張子変更 リスト作成 CSS最適化 MD5暗号化 ランダムジェネレーター 画像圧縮 QRコードジェネレーター QRコードリーダー 壁紙プレビュー 画像 EXIF 血液型遺伝 服のサイズ
  • “ひばり”の愛称にふさわしい美しいメロディ。ハイドンの『弦楽四重奏曲第67番』【クラシック今日は何の日?】
    2024-05-30

    ドローンサッカーで世界2位 大阪・星翔高校チーム 「世界でも通用することがわかった」
    2024-05-30

    古本屋を巡り、顧みられなくなった作品、作家を生き返らせた九大大学院教授没後20年 教え子や研究仲間を支える「清新な光景」
    2024-05-30

    作曲家ビゼーの窮地を救った傑作オペラ『真珠採り』の聴きどころは?【クラシック今日は何の日?】
    2024-05-31

    鳥取・大山でたいまつ行列 夏山開き前夜祭
    2024-06-01

    エリザベートコンクールで吉田さん6位入賞
    2024-06-01

    ニコライ・バーグマンが手がける北欧のジュエリーブランド〈フローラダニカ〉旗艦店が南青山にオープン。
    2024-06-03

    太宰府天満宮で「Fukuoka Art Book Fair」が開催へ
    2024-06-04

    開館10周年を記念。「広重 ─摺の極─」があべのハルカス美術館で開催へ
    2024-06-05

    田名網敬一「TANAAMI!! AKATSUKA!! / 45 rpm」展、集英社マンガアートヘリテージ トーキョーギャラリーで開催
    2024-06-04

    「KOGEI Art Fair Kanazawa 2024」開催決定
    2024-06-04

    今年の「アートウィーク東京」は11月に開催。「AWT FOCUS」の監修には片岡真実
    2024-06-04

    口腔ケアで高齢者を守ろう 「おとなの歯磨き」訪問歯科医が出版
    2024-06-04

    「VOCA展」に関するハラスメント防止のためのガイドラインが制定
    2024-06-05

    「安全だと誰も言わない万博」爆発事故で教職員組合 大阪府に子供無料招待中止申し入れ
    2024-06-04

    フィギュアスケートにもぴったり! ハチャトゥリアン作曲の『仮面舞踏会』【クラシック今日は何の日?】
    2024-06-06

    「Osaka Art & Design 2024」(大阪市内)開幕レポート。何気ない日常のなかで多様なカルチャーに触れる
    2024-06-06

    アキナの山名さん骨折 毎日放送、ロケ中に転倒
    2024-06-06

    向田邦子の名言「…これが私の料理のお稽古なのです。」【本と名言365】
    2024-06-07

    書評:「普通にラッセンが好き」と言えない現代美術界へ。原田裕規『評伝クリスチャン・ラッセン 日本に愛された画家』
    2024-06-06

    ©  Dopu Box
    💛