• オンラインツール
  • - 計算機
    • 文字数カウント
  • - ダウンロード
    • TikTok ダウンロード
    • Douyin ダウンロード
  • - Webツール
    • BASE64
    • Base64→画像
    • 画像→Base64
    • URLエンコード
    • JavaScript
    • タイムスタンプ
    • ユニコード変換
    • JSON整形
    • 拡張子変更
    • リスト作成
    • CSS最適化
  • - 暗号化ツール
    • MD5暗号化
    • ランダムジェネレーター
  • - 画像ツール
    • 画像圧縮
    • QRコードジェネレーター
    • QRコードリーダー
    • 壁紙プレビュー
    • 画像 EXIF
  • - 情報シート
    • 血液型遺伝
    • 服のサイズ
  • [email protected]
DopuBox
  • English
  • Español
  • Français
  • 日本語
  • 한국어
  • 简体中文
  • 繁體中文
全部 ニュース Meta Code 文化・アート
テリー伊藤 僕たちはどう死ぬのか
2023-03-14
テリー伊藤 僕たちはどう死ぬのか

 団塊の世代である、演出家のテリー伊藤さんが自身の世代的体験について語る。学生運動の思い出、価値観の変化、そして最近のテレビについて……。
(『中央公論』2023年4月号より抜粋)
 我々の若い頃といえば学生運動が活発だったけど、当時の僕にそういう政治意識は全然なかったです。

 日本大学に進学したんだけど、あの頃は古田重二良(じゅうじろう)という人が会頭でトップでした。最近でも田中英壽(ひでとし)っていう人が“日大のドン”なんて言われていましたけど、ちょっと似ている。当時の古田体制では、裏口入学や脱税などの問題が噴出していました。

 実家が東京だったから僕はそこまで大変な思いはしなかったけど、地方から出てきた学生は違った。普通の会社員の親とかが、授業料の高い日大に頑張って子どもを送り出しているんです。当然お金がないから、彼らの住んでいるアパートの多くは四畳半でしたよ。それくらい四苦八苦している連中がいっぱいいた。

 だから、「うちの親が稼いだお金で私腹を肥やしやがって、ふざけんな」って、みんな憤りを感じたわけです。それはものすごく共感できたし、大学に対しても憤りを感じていました。

 あるとき、教室に入ったら「今日の授業は休講です」と言われて。毎日、デモが行われていたからでしょうね。「へえ、そうなんだ」と思って、ふらっと校庭に行ったんです。すると、そこで学生たちの集会が始まった。「面白そうだな」と思い、その集会に出てみました。

 そしたら、いきなり屋上から運動部の連中が石を落としてきたんです。下にいる僕たちは「お前ら、危ねえじゃねえか!」「誰か110番してこい! とんでもない連中がいるぞ!!」と騒然となった。で、しばらくしたら警察が来たので、僕たちは「お巡りさん、上から石を投げてる! 捕まえてください!!」って言ったんです。なのに、なぜか通報した僕たちのほうが構内から排除されたんですよ。

 そのときに初めて人生の矛盾を感じましたね。上から石をぶん投げた連中が排除されなくて、下で不正に怒っている僕たちのほうが構内から追い出されたんだもの。「これ、どういうことよ!?」って。それが僕にとってはターニングポイントだった。利権に浸かっている連中は安穏としているばかりか、僕たちの側を運動部を使って排除しにかかったんだから、「これ、違うだろう!」って。

 だから、自分が参加したのは学内を改革する活動です。それって右とか左のイデオロギーじゃない。僕、女の子も大好きだし、学生運動って言葉にもそんなにピンとこなかった。日大の周りではデモに参加したけど、「悪い。俺、この3時間は学校に反対するけど、その後は夕方からデートだし、明日は海に行くから無理」なんて平気で口にしてた。そこまでのめり込んでいる感じじゃなかったです。

 もちろん、世を憂えている重たい奴もいたけど、僕は洋服も好きだったし、ナンパもしていて、特に憂えてもいなかったですよ。自分みたいにカジュアルに活動に参加していた人は多かったと思います。あの頃の女の子たちも、「ヘルメット、かっこいいじゃん」って、カジュアルに言ってたし。

 羽田事件(1967年10月8日、当時の佐藤栄作首相の東南アジア訪問を阻止しようと、学生が羽田空港周辺で機動隊と衝突した)とか、新宿騒乱事件(1968年10月21日、国際反戦デーに合わせて学生が新宿駅を占拠し、破壊行為に及んだ)を見て、「やりすぎなんじゃないの?」って感じていました。あんなことやったって、大衆は支持しませんよ。「これは違うよね」って思っていた人は、多かった気がします。

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/9855f46e53ccd399fd98ed41a01193c9cfd1c337

その他のツール
  • 文字数カウント TikTok ダウンロード Douyin ダウンロード BASE64 Base64→画像 画像→Base64 URLエンコード JavaScript タイムスタンプ ユニコード変換 JSON整形 拡張子変更 リスト作成 CSS最適化 MD5暗号化 ランダムジェネレーター 画像圧縮 QRコードジェネレーター QRコードリーダー 壁紙プレビュー 画像 EXIF 血液型遺伝 服のサイズ
  • <司書のコレ絶対読んで>「王さまと九人のきょうだい」君島久子訳、赤羽末吉絵
    2024-05-29

    テレビ東京、不適切表現で謝罪 「激録・警察密着24時!!」
    2024-05-29

    「現実をみんなに伝えたい」能登高校書道部が新作の書道パフォーマンスを披露…部員それぞれが抱える大地震の被害
    2024-05-30

    「韓国版純烈」K4の「アダルトKポップ」 日本デビュー曲USEN1位も獲得 コアな追っかけも
    2024-05-30

    “ひばり”の愛称にふさわしい美しいメロディ。ハイドンの『弦楽四重奏曲第67番』【クラシック今日は何の日?】
    2024-05-30

    あらゆる知識に精通した「天才」が教えてくれた、頭を良くするための新書の読み方と「究極のインプット・アウトプット」の方法
    2024-06-02

    森トラストが平安女学院から有栖川宮旧邸を取得…今度の活用は京都市とも引き続き協議
    2024-06-01

    知られざる作品や作家との巡り合いが生まれる高円寺のギャラリーショップ。
    2024-06-02

    河合隼雄賞に八木詠美さん「休館日の彼女たち」、湯澤規子さん「焼き芋とドーナツ」
    2024-06-02

    「国芳の団扇絵 猫と歌舞伎とチャキチャキ娘」(太田記念美術館)開幕レポート。世界初の展覧会
    2024-06-04

    第34回福岡アジア文化賞受賞者が決定。大賞は真鍋大度
    2024-06-04

    国際博物館の日、今年のテーマは「学びと研究のための博物館」
    2024-06-04

    「ゲバルト」展が東京日仏学院などで開催。反暴力的反応とその美的様式を探る
    2024-06-05

    「梅津庸一 エキシビションメーカー」(ワタリウム美術館)開幕レポート。きっとあなたも展覧会をつくりたくなる
    2024-06-04

    石川九楊の個展「石川九楊大全」が上野の森美術館で2ヶ月連続開催へ
    2024-06-05

    エドガー・サラン個展「EDGAR SARIN ー HUNKY DORY」(VAGUE KOBE)レポート。展示空間の可能性やその調和の在り方を問いかける
    2024-06-04

    岡田将生の初ブランド「IN MY DEN」始動、第1弾グッズの受注販売がスタート
    2024-06-06

    藤井、棋聖戦5連覇へ白星発進
    2024-06-06

    佐渡金山、世界遺産登録に向け「追加情報の提出」求められる
    2024-06-06

    美術家藤井光さん個展「終戦の日/WAR IS OVER」 希望か絶望か…大分・佐伯の地下弾薬庫跡にこだまする泣き声
    2024-06-07

    ©  Dopu Box
    💛