藤田嗣治の美術館、軽井沢で開館 180点収蔵 2022-10-07 日仏両国で活躍し「エコール・ド・パリ(パリ派)」の一人とされた画家藤田嗣治(レオナール・フジタ、1886~1968年)の作品を集めた長野県軽井沢町の「軽井沢安東美術館」が8日開館し、一般公開を始めた。 美術館は、藤田が生涯にわたり描き続けたモチーフの少女や猫の絵画を中心に、実業家の安東泰志氏(64)がコレクションし、都内で保管していた作品約180点を収蔵。藤田が初期に手がけた貴重な風景画や代名詞とされる乳白色の裸婦、自ら装飾を施した家具や食器などを幅広く展示し、その生涯をたどる。