• Online Tools
  • - Calculators
    • Character Count
  • - Download
    • TikTok Download
    • DouYin Download
  • - Web Tools
    • BASE64
    • Base64 to Image
    • Image to Base64
    • URL Encoding
    • JavaScript
    • Timestamp
    • Unicode Converter
    • JSON Format
    • Modify Extension
    • Make List
    • CSS Optimizer
  • - Encryption Tools
    • MD5 Encryption
    • Random Generator
  • - Image Tools
    • Image Compression
    • QR Code Generator
    • QR Code Reader
    • Wallpaper Preview
    • Image EXIF
  • - Info Sheets
    • Blood Type Heredity
    • Clothing Sizes
  • [email protected]
DopuBox
  • English
  • Español
  • Français
  • 日本語
  • 한국어
  • 简体中文
  • 繁體中文
全部 ニュース Meta Code 文化・アート
【書評】ローカルジャーナリズムから問いただす外国人労働者問題:『五色のメビウス』『増補 新 移民時代』
2022-05-22
【書評】ローカルジャーナリズムから問いただす外国人労働者問題:『五色のメビウス』『増補 新 移民時代』

野嶋 剛
外国人労働者問題は、日本社会が克服すべき課題であり、早急な改革が叫ばれて久しいにも関わらず、長年、事実上放置され続けてきた。その現状に異議を申し立てる地道な報道の成果が、県紙やブロック紙などローカルジャーナリズムから相次いている。
個人的な話で恐縮だが、評者はサイクリストで全国各地のイベントに年に数回は参加しており、地方の津々浦々を自転車で走っているが、そのたびに、農場や漁港、工場地帯で多くの外国人の人々を見かけ、そのプレゼンスの大きさを実感してきた。ところが、東京に戻ると、そうした認識がすぐに薄れてしまう。コンビニなどで外国人に出会うことはあるのだが、彼らが日本社会にとって不可欠な存在であることを忘れてしまいがちになる。

記者は現場がなければ仕事ができない。
かつて「外国人問題」というテーマは、東京や大阪など都市圏に特有の課題だった。中国人マフィアやイラン人の麻薬密売事など、金と人が集まる都会に、犯罪の匂いのする外国人問題の現場があったのである。ところが、現在の外国人問題の現場は、地方にこそ存在している。だからこそ記者たちは鋭い問題意識をもって現場に出かけていき、テーマに食い下がっている。そう確信させるのが、近年の地方メディアによるこの問題への頼もしい仕事ぶりだ。
長野県を中心に購読されている信濃毎日新聞社が手がけた『五色のメビウス-「外国人」とともにはたらき、ともにいきる』は、2021年1月から6月にかけて、同紙で連載された84本という大量の記事を加筆修正し、一冊にまとめたもので、今年3月に刊行された。連載は「日本ジャーナリスト会議(JCJ)」からJCJ大賞、新聞労連から「ジャーナリズム大賞優秀賞」にそれぞれ選出されるダブル受賞の栄誉に輝いている。

新聞というメディアは、人的リソースと資金がそれなりに豊富であるので、網羅的で継続的な取材ができる。ドキュメンタリー作品のように、一つの題材を深く掘り下げてテーマをつかみ出すことよりも、特定のテーマにまつわる素材を多面的に取り上げ、そのなかで問題の全体像を浮き彫りにする帰納法的手法にその特徴がある。

日々の新聞記事としてはそれで成り立つのだが、新聞連載を書籍化する場合、往々にしてテーマがぼやけ、散漫な内容に陥ってしまうリスクがある。しかし、本書は多くのファクトを分厚く、有機的に組み合わせ、書籍としてもクオリティを維持した点に特徴がある。

その最大の理由は、外国人問題をめぐる「歪み」と「分断」を是正したいという記者たちの思いが、最初から最後までぶれることなく、貫徹されたからだろう。

外国人の働き手の最大グループは、「国際貢献」のため、「技術移転」を目的に来日している技能実習生たちだ。そうした名目とは裏腹に、安価な労働力として扱われ、労働者としての権利や人権が脅かされる問題が後を絶たない。

本書で取り上げられた工事で働くベトナム人の若者は、同一労働同一賃金というルールが守られずに日本人と給与で差がつけられるだけではなく、残業や休日、食事などでも差別待遇を受けていた。制度上、転職の制限も受け、文句を言えない現実に対し、「私たちは日本では奴隷のようだ」という彼の言葉が痛く突き刺さる。

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/1b30388f57eaa844cd92e91eb07a3f20ce56fd2c

Other Tools
  • Character Count TikTok Download DouYin Download BASE64 Base64 to Image Image to Base64 URL Encoding JavaScript Timestamp Unicode Converter JSON Format Modify Extension Make List CSS Optimizer MD5 Encryption Random Generator Image Compression QR Code Generator QR Code Reader Wallpaper Preview Image EXIF Blood Type Heredity Clothing Sizes
  • かど番・藤井聡太、第4局始まる 将棋、叡王戦
    2024-05-30

    「ねこクラゲ」被告、脱税認める 原稿優先で申告せず、福岡地裁
    2024-05-31

    森鷗外の教師像に迫る 研究の「盲点」、記念館で特別展 学生の評判も紹介
    2024-06-01

    【大河ドラマ「光る君へ」本日第22話】紫式部と清少納言は「顔を合わせていなかった」?
    2024-06-01

    死後に再評価が進んだ作曲家の筆頭、ビゼー。その裏には友人の存在が【クラシック今日は何の日?】
    2024-06-02

    大阪はアートとデザインの街となるか? Osaka Art & Design 2024の見どころをレポート
    2024-06-03

    応挙手本?に描いたトラ甦れ…徳島の寺のふすま絵修復へ
    2024-06-04

    「ロバート」秋山さんが鳥取PR イリュージョニストに扮し
    2024-06-04

    「CLAMP展」が国立新美術館で7月より開催。展示数は史上最多の約800点
    2024-06-04

    「TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション」(東京国立近代美術館)開幕レポート。トリオで再発見する3館のコレクション
    2024-06-05

    akakilikeの新作ダンス公演『希望の家』が松本・東京の2都市で上演へ
    2024-06-04

    開館10周年を記念。「広重 ─摺の極─」があべのハルカス美術館で開催へ
    2024-06-05

    口腔ケアで高齢者を守ろう 「おとなの歯磨き」訪問歯科医が出版
    2024-06-04

    「避難いただけるほうが一安心」珠洲で激しい揺れに耐えた仏像、奈良博で縁つなぐ
    2024-06-04

    ご当地体操「いちょう体操」に小学生の指導委員が誕生 「体がのびやかに動く」
    2024-06-06

    安藤忠雄さん設計の美術館名称決まる…香川・直島に2025年オープン
    2024-06-05

    青森で来年夏に音楽祭 沖澤のどかさんが総監督
    2024-06-06

    長山智美 デザイン狩人|HAY DOGS♡
    2024-06-06

    写真家の吉田ルイ子さん死去 「ハーレムの熱い日々」
    2024-06-06

    佐渡金山、世界遺産登録に向け「追加情報の提出」求められる
    2024-06-06

    ©  Dopu Box
    💛